FX投資家の税金について

平成24年から店頭FXの税金が変わりました。


大きく分けると、申告分離課税一律20%、取引所先物取引との損益通算が可能、3年間の損失繰越ができるようになった、などとなります。

累進課税となる総合課税と比較するとすごいメリットが大きいように思えますが、要するに、クリック365と同様になったということです。

収入によって異なる累進課税と比べると、一律20%というのは確かにメリットがあるかもしれません。

しかしながら、この20%というのは利益にそのままかかる税率のことです。

利益とは、通常は収益から必要経費を引いた額となるのですが、国内FX業者による店頭FXでは、必要経費が認められていないのです。それまでは、個人投資家であっても総合課税のため、取引手数料、書籍代、セミナー費用、パソコン代、インターネット費用などが必要経費として認められていたのですが、法改正により認められなくなったというわけです。
ちなみに、海外業者を利用する場合には、税制は申告分離課税ではなく総合課税ですのでこれらの必要経費が認められています。



従って、100万円の場合で20万円、500万円の利益の場合で100万円の税金を支払う必要があるということです。

FX取引で利益を出せるようになるためには、それこそ血のにじむような苦労が必要となります。



やっとの思いで利益を上げたにもかかわらずこの仕打ちです。
何とも不条理を感じてしまいます。



利益を出せる投資家の場合には、ケースバイケースですが、海外業者を利用したり、合同会社を設立するほうがメリットが大きいと言えます。