海外FX取引の税制について

同じFX取引でも、国内業者での取引と海外業者での取引では税制が異なるということはあまり知られていません。
国内FX業者の場合には、申告分離課税となり、どれだけ利益が出ても一律20%の税金となります。

これに対して、海外FX業者の場合には、申告分離課税ではなく総合課税となり雑所得扱いとなります。

つまり、海外業者で日本の金融庁の認可を受けていないため、金融商品取引法に定められている店頭デリバティブに該当しないということです。


要するに、レバレッジ規制を受けてない海外業者での取引は総合課税ということです。
総合課税ということで6段階の累進課税となり、最大で1800万円を超える利益が出た場合には50%という高い税金がかかってしまいます。
これでは何のための高レバレッジかということになります。



申告分離課税との比較でいうと、330万円を超えてくると申告分離課税よりも税率が高くなりますので、利益が300万円を超えて来たら国内FX業者に移していくことが重要となります。



また、損益通算についても注意が必要です。



総合課税ですので、国内業者によるFX、株などの申告分離課税による利益との損益通算はすることができません。

できるのは、同じ総合課税対象商品からの利益となります。

また、同じように申告分離課税対象商品に認められている損失繰越控除も認められていませんので、注意が必要となります。

もちろん、利益を出してからの問題でありますが、やっとの思いで利益を出したにもかかわらず知らなかったでは済まされませんので事前の学習が重要です。